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お祭りゲーが失敗しがちな理由を考えてみた

2023年4月8日

こんにちは、かるかるです。

今年の僕個人の目標は新作を可能な限りクリアすることです。
「FEエンゲージ」や「ホグワーツレガシー」なんかは買う予定ではありませんでしたが、ゲーマーとして新作を遊ばないのは良くないよなと思って遊びました。

まあそれは別にいいんですけど、昔のゲームをやる時間が無くなったなって最近感じてます。
ゲームって大抵は木曜日に発売しますよね。
多いときは毎週木曜日に何かしら発売しますし、インディーゲームは曜日に限らずどんどん発売していきます。

新作だけでも追いつかないってのに昔のゲームに手出したらもっと遊べなくなっちゃうよな...となって、1年くらい何も発売しない時期があってもいいんじゃないかとか考えてしまいます。

企業側からすれば堪ったもんじゃないと思いますけど。

そんな僕の雑談は置いといて、今回はお祭りゲーが失敗しがちな理由を個人的に考えてみたので話していこうと思います。

そもそもお祭りゲーって何?

金魚すくいとか射的をテレビゲームで遊ぶの...?

お祭りゲーってそもそも何なのでしょうか。
公園とかで夏に開かれるお祭りのゲームがテレビで遊べるようになった物なんでしょうか。

お祭りゲーとは、多数の作品のキャラクターが集合した夢のようなゲームである。

お祭りゲーの代表作

  • 大乱闘スマッシュブラザーズ
  • スーパーロボット大戦
  • ディシディア ファイナルファンタジー etc

スマブラを思い浮かべてみてください。
自分の好きなゲームのキャラクターが集合して共通の敵と戦ったり、好きなキャラクター同士が戦いあったり。

考えるだけでも面白い事間違いなしですよね。

ですが、お祭りゲーは失敗しやすいんです。

ええ...そんな夢のようなゲームなのになんで。
僕もお祭りゲーは好きですし、いろんな作品のキャラ同士が話しているのを見ると感動してしまいます。

じゃあ何故お祭りゲーが失敗してしまうのかを真剣に考えた結果、以下の理由が思いつきました。

お祭りゲーが失敗する理由

ストーリーが薄い

ゲームとして、他作品のキャラクター同士がどう絡んでいくのかが大事になってくるお祭りゲー。

そのやり取りは夢のお祭り感があって良いんですが、それが邪魔してストーリーがどんどん薄くなっていきます。

今年発売したばかりの「ファイアーエムブレムエンゲージ」はストーリーの中身が薄いと言われています。
僕もクリアしましたが、言われてみれば驚くような展開は少なかったですね。

総合的なクリアまでの時間は30時間程度と満足できるボリュームではありますが、そもそもの戦闘時間が長いので時間が掛かるわけです。

お祭りゲーがプレイヤーに対してゲーム性を楽しんでほしいのか、キャラ同士のコミュを楽しんでほしいのか...。
どこを重視するのかによってストーリーにも影響してきそうですね。

変わりすぎるゲームシステム

今まではRPGだったのに急に格闘ゲームになっちゃったよ。
なんていうシステムの変更も失敗に繋がっていますね。

それは'オリジナル'が完成されているからこその失敗ではあるような気がします。

錬金術RPGから経営シミュレーションRPGに
RPGから格闘ゲームに

オリジナルは申し分ない出来だったのにクロスオーバーにあたってシステムがガラッと変更された場合、なにかしら問題点が発生してしまいます。
特定キャラのバランスが崩壊していたり、そもそもゲームとしてどうなのってレベルのシステムだったり。

俺たちが遊びたかったのはオリジナルのシステムを使ったお祭りゲーだったんだよ!!!ってなる人も多いはず。

「テイルズオブザレイズ」なんかはオリジナルのシステムを用いたお祭りゲーになっており、かれこれ6年も続いています。

満足に楽しめるのか

そもそもお祭りゲーって多数の作品が1つになるものが多いですよね。
それを100%楽しもうと思ったら全ての作品を知り尽くしている必要があるわけです。

やってみたいけど知らない作品が多すぎてやりにくいな...とか思ってしまったら手を出せない。
ある種ファンディスクのようなものですから、新規ユーザーが現れないって事は多そうです。

逆に言ってしまえばお祭りゲーは'知るための手段'として僕は考えています。
スマブラを遊んでいた高校生の頃、知らない作品を知るために使えるなと思ってました。
このキャラが気になるから原作を遊んでみようとなったのが何回もあり、そういう使い方もできるのです。

まあそこは考え方次第なので、無理にやる必要はありませんが。

キャラの掘り下げが不十分

登場するキャラクターの掘り下げが不十分になってしまうケースも少なくありません。

登場キャラクターがあまりにも多すぎて扱いが適当になってしまったり、出番が少なかったりなど...。
せっかくのお祭りゲーなのに好きなキャラが全然活躍しなかったら嫌ですよね。

全員が全員と何かしら会話させようと思ったら莫大なテキスト量になってしまうのでしょうか。
フルボイスなら声優さんの仕事量も増していき、予算を考えるとやがてコミュが縮小されていくなんて事が...あるかもしれません。

これまでに挙げた失敗の理由を合わせて考えてみると、何かを優先すれば何かを犠牲にしなければならないんでしょう。
そこがお祭りゲーの難しいところですよね。

サービス終了したお祭りゲー

ここではスマートフォンでリリースされていた所謂「ソーシャルゲーム」のお祭りゲーでサービスが終了したものを紹介していきます。
必ずしもお祭りゲーだから終了したってわけではないので注意。

アイドルマスター ポップリンクス

「アイドルマスター」の5ブランドが集合したお祭りゲー。
なんと一年半でサービス終了。

男性アイドルと女性アイドルが混在していますし、課金要素もそこまで課金したいようなものではなかったことから継続が厳しかったのではないかと思います。

当時、推しに課金していた僕は見事に絶望しました。
スマホには未だにアイコンだけ残ってます...。

テイルズオブクレストリア

みんなが期待していた完全オリジナルのテイルズ...ではなく、オリジナルキャラとテイルズシリーズのキャラクターも登場してしまいました。

ストーリーの完成度は高く、序盤から重々しい展開だったんですが...。
結局完結せず、そのまま終わりました。

最近はコミカライズされましたし、ストーリーは本当に面白いので完結してほしいですね。
主題歌も賛否ありますが、僕は大好きです。

メガミラクルフォース

「ネプテューヌ」や「フェアリーフェンサーエフ」などのコンパイルハート作品のクロスオーバー。
こちらは僕自身プレイしていないのでどういったゲームなのか分かりませんが、2年で終了したようです。

まとめ

タイトル的にネガティブな感じの記事になってしまいましたが、僕は好きですよ、お祭りゲー。

今回紹介したお祭りゲーの中で大体当てはまるものがあるんですが気づきました?
それはなんと......。

主題歌が良い!!!

ポプマスの主題歌が好きで、バンナムフェスで歌ってくれた時は涙目になってしまいました。
クレストリアのOPも良いですし、ネルケも盛り上がる曲なんですよ。

FEエンゲージは...まあ。

そういえばテイルズのお祭りゲーっていっぱいありますが、意外にも好評だったりするんですよね。
先ほど紹介した「テイルズオブザレイズ」や「テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー2」辺りは人気です。

ゲームバランスもお祭り感も満点のゲームはなかなか存在しません。
それを考えるとスマブラって本当にすごいゲームなんだと実感しますね。

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