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コーヒートーク2感想【評価、レビュー】|かるかるげいむ

2023年5月30日

こんにちは、かるかるです。

「コーヒートーク エピソード2 : ハイビスカス&バタフライ」をトロフィーコンプリートしたので良かった点、気になった点を話していこうと思います!

ネタバレ無し

前作は実績全解除済みです。

良かった点

基本をそのままにパワーアップ

コーヒートークに訪れる客の注文に合わせてコーヒーを淹れていくという基本システムをそのままに、前作からいろいろ追加されています。

材料の追加やキャラの追加も良かった点ではありますが、やはり一番大きいのは「預かり物」機能。
客の忘れ物や、客から別の客へ渡してほしいというお願いをされた時に引き出しに追加されます。
そして、預かり物を渡すべきタイミングで渡す...。
そうする事で物語が分岐していきます。

この預かり物機能がゲームの没入感を深めてくれます。
客の話を聞き、コーヒーを提供するだけだった前作に預かり物機能が加わった事でより自分が店長になっているような気分を味わえるのは面白かったです。

SNSで客のプライベートも

ゲーム内のスマホにインストールされている「トモダチル」というアプリでは、客のプロフィールを見る事ができました。
今作ではストーリー機能が追加され、客の呟きを見る事ができるようになりました。

今日店に来ていない客は何をしてるんだろうと思ったらストーリーで呟いていたり、商品の宣伝をしている人がいたり、様々です。
いいね数がリアルで、レイチェルやルーカスは有名人なのでいつもいいね数が多かったりしますが、逆にリオナやジョルジ巡査は少なかったりします。
このストーリーが客たちの生活感をものすごく感じれて良い進化だなと思いました。

気になった点

やはり難しい

客の要望を間違える事なくコーヒーを提供するゲーム。
最初は材料を教えてくれますが、後半になると「スパイスを効かせて」などの言い方になるので材料を自分で考えなければなりません。
そこがこのゲームの良さではありますが、もう少しヒントが欲しいかなと感じました。せめて作り直しの回数を無限にしてほしかった...。

特にレシピの全開放は攻略を見なければめちゃくちゃ時間掛かりますし、組み合わせもかなり多いので面倒です。
ルート分岐も決して少なくないので攻略を見なければ単純に難易度が上がりまくります。

周回に向いていない

このゲームのトロフィー/実績を全てコンプリートするには周回が必須です。
まず最初に攻略を見ずに一周。
正解のレシピで一周。
全間違いで一周。
僕の場合はこれにもう一周しました。

周回を前提としたゲームであるにも関わらず、会話の早送り機能が微妙。
演出には早送りが適応されず、あくまでテキストをスキップするだけなので時間が掛かります。

一応日付毎にやり直す事ができるんですが、一日に何回も注文してくる日があるので結局会話の早送りを使う羽目に。
全てのメーカーがやってるわけではありませんが、ノベルゲームって次の選択肢までスキップする機能が付いてるんですよね。
このゲームも次のコーヒー提供までスキップできる機能があってもいいと思います。

まとめ

「コーヒートーク2」の感想でした。

前作で問題を解決したキャラが別の事で悩んでいたり、意外な組み合わせがあったりと、前作が好きな人にとっては最高の作品になるかと思います。
2という事で新キャラ達にスポットライトが当たるのかと思いきや実はそうでもなく、ちゃんと前作キャラも活躍しているのでそこは安心でした。
パッケージにはジョルジ巡査がどでかく写ってますからね。

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